ギャラクシティの通りをまっすぐいくと、モノトーンで落ち着いた店構えの魚料理専門店『魚処 渓』があります。
この場所に移ったのが2004年、それまでも近くで20年間程同じ名前で営業していたそうです。
先代が亡くなったことがきっかけで、当時アルバイトとして働いていた今のオーナーが2代目として暖簾を引き継ぎました。ちなみに今のオーナーは元々洋食を学んでいたそうです。
店内は落ち着いた「大人の隠れ家」的な空間。もちろん若いお客様もいらっしゃいますが、商談や接待などに使われることも多いそうです。会社の食事会、女性グループ、家族連れも多いので、落ち着いた雰囲気ではありますが気楽に使えるお店です。
「天然魚のお造り盛り合わせ・小」(1,500円・税抜)。魚は天然物以外使わない！というのがこだわりです。
こちらの素敵な器は、陶芸家であるオーナーのお兄さんの作品なのだとか。料理だけではなくお店の食器を拝見する楽しみがありそうです。
洋食を勉強されたオーナーが30年以上作りつづけている自慢の「自家製コロッケ」(450円・税抜)は、美味しさも値段も大人気。
季節の魚を美味しい方法で調理します。お刺身、焼物、煮物、鍋、ごはんものと充実のバリエーション。
春先には珍しい小笠原のウミガメも登場！こちらを刺身や唐揚げにして食べるそうです。秋には狩猟解禁でエゾジカが店頭に出ることもあり、こちらは刺身やソテーとしてジビエ料理をお楽しみいただけます。
そのほかクエ、ツリホゼリなどの珍しい魚が入荷することもあり、タイミングよく食べることが出来たらラッキーですね♪
美味しい料理には、美味しいお酒！ということで、魚処ですがワインソムリエさんがいらっしゃいます。もちろんワイン以外の焼酎、また季節の地酒なども豊富に揃っています。
お客さんにも釣りをされる方が多く、またオーナーも釣りが趣味とのことで店内に釣竿が飾られています。「時期外れの魚を提供してしまえば、釣りをされるお客さんの目をごまかすことはできない」 とオーナー。
天然の魚、その季節にしか釣れない魚を提供する「店の誇り」を感じました。
さりげなく置かれた骨董の醤油差しもいい雰囲気です。
夜、お店に続く道は静かな住宅街なので、来る途中に不安になって電話で尋ねられるお客様もいらっしゃるそう。そんな方のために、ちょうど駅とお店の真ん中の距離にある酒屋さんの壁に大きく「目印」が貼ってあります。
この看板を目印にすれば、迷うこともありませんね♪
魚処 渓
03-3859-4079
足立区栗原1-18-8 第一宝ビル105（地図）
火曜～土曜17:30～22:00 日曜17:00～22:00
定休日 月曜
駐車場あり 店裏側1台
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※記事は2014年11月時点のものです。
